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地上もの作品集

up date : 01/May/2006


≪タミヤ 1/35 M551の製作≫

M551は、南北戦争の北軍の将軍 “シェリダン将軍”の名を貰った戦車で、アルミニウムで造られておりパラシュートで投下できます。登場した時代がベトナム戦争の時期と重なった為、ベトナム戦線に投入されました。アルミニウムで造られているので重量があまりなく、同時期に投入されたM48A3と比べて兵士からはあまり好かれていなかったようです。
M551は、ベトナム以降もパナマ侵攻、湾岸戦争にも出動し、演習では、仮想敵役としてワルシャワ条約機構軍の“BMD−1”役として元気に働いていました。さすがに最近では姿を見かけることがなくなったので退役したと思われます。
タミヤのM551は、MMシリーズではかなり古い部類に入るので見つけた方は、購入しておく事をお薦めします。いつ生産中止(既に生産は、止まっているかも)となるか分かりませんので。
以下の画像は、タミヤの“パチッ”コンテスト用写真のアングル決めにデジカメで撮ったものです。

タミヤのM551製作に当たって、ストレートに組む場合は問題無いのですが、ベトナムやパナマ、湾岸戦争に投入された型を再現するには、幾つか改造を施す必要があります。改造点は以下の通りです。
- 砲身の変更
- コマンダーキューポラ周りの追加装甲

- エンジン部吸気スリットに金網をつける
- 車体左前の側壁に穴を開けプラ板の楔を入れる
コマンダーキューポラ周りの追加装甲に関しては、色々な形、追加装甲無しとバリエーションがいくつか(現地で搭乗員が追加したものもあるので種類は沢山あります。)あるので作りたいとイメージしたものを選んで改造を施した方が良いと思います。
以下は私が参考としている本です。
ARMOR OF THE VIETNAM WAR (1) ALLIED FORCES (出版社:CONCORD)
ARMOR IN VIETNAM (出版社:squadoron/signal)
SHERIDAN A History of the American Light Tank Volume2 (出版社:PRESIDIO)


@@@@ ≪ドラゴン 1/35 SAS隊員の製作≫ @@@@

ドラゴンでは、結構特殊部隊関係の人形をだしていて特殊部隊好きの私としては嬉しい限りです。
ここではその中の“BRITISH SAS”隊員(まだ一人)の製作をご紹介します。
SASカウンターテロチームは、全身真っ黒の服装(ノーメックス)で、顔を任務に応じてガスマスクや黒いフェイスマスクで覆っています。この様な異様な姿でテロリストに恐怖感を持たせる効果を狙っている様です。実際に実物を見るとかなり異様な姿で本当に怖い感じがします。
今回は、初めの一人なので特に改造もせずに組んでいます。
組上げたら溶きパテ(サーフェーサ)を塗って継目を自然にします。
人形は、基本的に筆で塗装することにしています。服装が黒なので基本色としてMr.カラーの黒(No.33)を全体に塗ります。このとき、ガスマスクの部分は、塗らずにおきます。
全体が乾いたら、アクリル系の色で幾つかトーンを変えた黒を作り影になる部分、日の当る部分と塗り別けて行きます。
体の塗り別けが済んだらガスマスクから見える顔(目の周りの肌、目)を塗ります。ここもトーンを変えた肌色で明暗を付けます。顔の塗装が済んだらガスマスクを塗ります。ガスマスクは、ゴムで出来ているので半光沢の黒で塗ります。Mr.カラーの“タイヤブラック”が良いと思いますが感性で色を選らんで下さい。全体が完全に乾いたらエナメル系の色(XF−xx“デッキタン”とXF−63“ダークイエロー”を混ぜた色)でドライブラシをかけて仕上げます。ガスマスクのガラスの部分には、“クリスタルクリア”なるプラモデル用ガラスのもとを用いてガラスを表現しました。ここは、情景で水の表現に使う材料でも良いと思います。
武装は、H&K MP−5を持たせますがまだ色を塗っていません。


≪M48A3 PATTON≫


≪M151A2≫


≪SPETSNAZ≫



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